部屋探しの繁忙期
空室物件が一番多い、部屋探しの繁忙期は1〜4月!
かかる費用は少しお高めだけど、一年のうちで一番選択肢が広い!
春先には、受験に合格した学生たちがお部屋探しを開始します。
また多くの企業でも新入社員を迎えると同時に転勤のシーズンでもあるため、引越しを迫られる人が急増!
それらの理由から、毎年1〜4月は不動産業界にとっては書き入れ時であり、一番の繁忙期と言えます。
この時期は、部屋探しの際に「あなたが駄目でもすぐに他の入居者が見つかる」と不動産屋側に思われてしまう可能性が高いため、家賃交渉などがなかなか受け入れてもらえません。
また引越しを頼む業者も同様で、引越しのピークを迎える1〜4月には、時間指定などをすると割増料金を取られるケースも。
早いうちから予約しておかないと、週末や祝日などには予約がいっぱいで、平日や午後の遅い時間などでなければ予約を受け付けてもらえないことも少なくありません。
では1〜4月の引越しは悪いことばかりなのか?といえば、決してそういうわけではありません。
引越しが多いということは出て行く人も増えるということ。タイミング次第ではとてもいい物件に巡り合える機会が多いです。
しかし、繁忙期を甘く見てはいけません。ちょっと迷っている間に時間差で他の人に取られてしまったというパターンも決して珍しくないため、いい物件に巡り会えたらスパッと決断してすぐに契約するのも大きなポイントです。
ピークを避けたいなら、『第2のオンシーズン』9〜10月が穴場
物件も豊富で、余裕を持った引越しができる!
1〜4月に次いで引越しする人が増えるのが9〜10月。
理由のひとつとして、9月に人事異動がある企業が意外と多いことが挙げられます。
また9〜10月は、ジューンブライドで大人気の6月の次に結婚式が多いシーズンでもあります。
結婚を機に、子どもが生まれた時のことも考慮して、独身時代より広い物件に引っ越しをしようと考える人も多いです。
これらのことから9〜10月は『第2の引越しオンシーズン』と呼ばれ、空き物件も通常より増加します。
とはいえ、一番のピーク時である1〜4月ほど競争は激しくないため、少し余裕を持ったお部屋探しを実現することができます。
この時期に入居者が決まらないと、年が明けるまで空き部屋のままという可能性もあるため交渉もしやすくなるんです。
同様に引越し料金も抑えることが可能なので、部屋探しにしても引越しにしても意外と狙い目の穴場シーズンであると言えますね。