2019.08.30家賃保証会社 , 賃貸マンション

家賃保証会社ニッポンインシュアの審査基準について

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ニッポンインシュアは、LICC(全国賃貸保証業協会)の会員です。LICCには、13の家賃保証会社が加入しています。LICCでは、利用者の過去の申込内容や、家賃滞納の情報などの審査に必要な情報を調査し、会員保証会社同士でその情報を共有しあっているのです。LICCに加盟している家賃保証会社を利用したことがある人で、そこで問題を起こしてしまった人は、他のLICC加入会社での審査も否決となります。

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LICCでは、協会所属の家賃保証会社を利用しただけで登録されるため、延滞などの悪い情報だけでなく、良い情報も記録されます。例えば長年賃料の延滞がなければ優良契約者として登録され、審査がプラスに働くこともあるのです。さて、ニッポンインシュアでは、金融事故を起こした人は審査に通らないのでしょうか。実は、LICCは、信販情報を見られません。そのため、ブラックリストに載っていることが審査に落ちる理由になることはありません。

 

家賃保証会社の全体的な傾向ですが、審査時に年収や勤続年数は重視しない傾向です。そのため、年収や勤続年数が少ないことが、審査に落ちる理由とななりません。だからと言ってニッポンインシュアの審査は甘いわけではありません。一般的に家賃保証会社では、保険証が重視されます。提示できるものが社会保険証か国民健康保険証かで条件がかなり変わります。国民健康保険では保証人が必要になることが多い傾向ですが、社会保険証であれば、保証人なしでも審査は通ります。

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不動産ガイド:小林 茂美
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