テレワークのメリット
テレワークのメリットは、通勤をしなくてもいいということです。人によっては1時間以上かけて出社し、同じ時間をかけて帰宅しています。通勤ラッシュの満員電車などは新型コロナウイルス感染防止のために必要な密を避けることが不可能な環境ですし、睡眠などもしっかり取れるため体調面でもメリットを感じる人が多いです。また、通勤時間が無くなることで、自由にできる時間が増えるということにもなります。今までなかなか子供や家族との時間を取れなかったという人も家族のコミュニケーションに時間を使うことが出来ますし、独身の人であっても趣味の時間などを増やすことが可能です。 プライベートなメリットだけではなく、テレワークは自律的に仕事を進める必要があるため集中が出来るという声も多いです。自分で管理をしなければいけないので効率的な仕事の進め方をするようになりますし、静かな環境で仕事をすることが出来るため雑音が多いオフィスよりも集中しやすいのかもしれません。
テレワークのデメリット
テレワークのデメリットは、自宅など自分の好きな場所で仕事ができるのでサボろうと思えばサボれてしまうということです。ちょっと動画サイトを見たり、テレビを見たりなどといったことが簡単にできてしまうので、自分を律することが出来ない人や切り替えが下手な人にとっては非効率になってしまうのかもしれません。人によって性格は異なるので、メリットとデメリットが表裏一体になってしまうのです。また、テレワークの環境を整えなければいけないというのもデメリットでしょう。ネット回線やパソコンなど仕事に必要な環境がなく、会社のものを使用できないのであれば自分で用意せねばならず大きな出費になります。 また、セキュリティ面を不安視する人も少なくありません。なかなか企業レベルのセキュリティを個人宅に求めるのは難しく、扱っているデータなどの情報漏えいなどのリスクは大きなデメリットと言えるでしょう。結局、重要なことはテレワークでは出来ないという声が出るのもこういったリスクがあるからです。
メリットとデメリットを理解してメリットを活かす
テレワークによってメリットもあればデメリットもあります。個人レベルではどうしようもないデメリットは企業側に委ねるしかありませんが、個人レベルのメリットデメリットは表裏一体の面も多く、しっかりと理解してメリットを活かせるようにすることが大切です。
不動産ガイド:小林 茂美
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