メモリード・ライフの保険は、主に死亡保障に特化している掛け捨ての保険です。葬儀保険といわれており、生前は小さい負担で保険料を支払い、保険者の死後は遺族が保険金で葬儀費用や葬儀後の整理費用などをまかなうことを想定しています。 メモリード・ライフの保険は保険金一定プランと保険料一定プランの2つです。いずれも保証期間は1年間のため、1年ごとに満期をむかえるシステムになっています。更新の手続きは必要ありません。ただ、健康状態の聞き取りなどが行われ、身体の状況によっては加入できないケースもあります。
保険金一定プランは、受けとる保険金の金額を120万円~300万円の間で10万円刻みに設定できるプランです。保険金を保障するため、年齢を重ねるにつれ保険料が逓増します。このプランは受けとる保険金を担保したい人に向いています。一方の保険料一定プランは支払う保険料を一定にするプランです。このプランは年払いで3,000円から、月払いでは2,000円から1000円刻みで保険料を設定して、加入することができます。保険料が一定のため、更新を重ねるごとに死亡保険金額は逓減してきますが、年齢を重ねても保険料は一定です。保険料の負担を少なくしたい人に向いているといえるでしょう。いずれのプランも、20~89歳での加入が可能。99歳まで補償を継続することができます。
メモリード・ライフの評価や口コミですが、いずれの保険も高齢であっても加入ができる点や、持病があっても加入しやすい点などがおおむね好評です。加入者本人は、残してしまう遺族のために無理のない備えができることがよい、と評価しています。遺族側の意見としても、保険金により仏壇の費用や病院への支払いができた点や、保険金の受けとり手続きが簡単であった点などが高評価でした。一方で、保険金一定プランは年々高くなっていく点や、保険料一定プランでは年々受けとれる保険金額が下がっていく点などが気になる、という意見も見受けられます。 メモリード・ライフの保険は掛け捨て保険のため、解約した場合には、保険金の支払いはありません。もし解約後に亡くなってしまった場合には、保険料が無駄になってしまうため、保険料が高額になっても仕方なく支払っているという声もあります。また、メモリード・ライフの保険は少額短期保険のため、受けとれる保険金額も定期保険などと比べると少ないです。受けとれる保険金額にも上限があるため、加入の際には、自分のニーズにあっているかどうか検討する必要があるでしょう。
不動産ガイド:小林 茂美
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