マンション住まいの大きなメリットの一つに「共用施設」があります。
マンションの規模が大きくなると共用部分も充実したものが多く、それがそのマンションの魅力のひとつになります。
■ロビー
ソファーやテーブルが備え付けてあるロビーの例。
豪華なロビー、ラウンジは高級マンションでは定番の共用施設となっています。ロビーは人が出入りするメインエントランスホール付近に設けられることが多く、ラウンジは上階で景色が良く見える場所に設けられることもあるようです。どちらも一般的にそのマンションの「顔」ともいえる施設なので、高級マンションでは高価な大理石などをふんだんに使った内装で、ゆったりとしたソファーなどが置かれ、ホテルのように豪華な仕上がりになっています。
エントランスホール近くに設けられるロビーは「来客があった時簡単に用事を済ます場」として使われるようです。来客が多い人にとっては自宅に通さず用事が済む「便利」な場所で、来客がほとんどない人にとっては「なくてもいい」場所という感じかもしれません。
高級マンションではステイタス感を演出する役割を担っています。空間が狭かったりチープな仕上げになっていると、マンション全体のイメージを損なう恐れがあります。
■ラウンジ
ラウンジもロビーとほぼ同じ位置づけですが、タワーマンションや高層マンションの上階に設けられることがあります。上階から見える素晴らしい眺めをマンションの住人全員、およびその客人で分かち合える場所となります。
■フィットネススタジオ
近くて気軽に行けること。これが長続きの秘訣。
忙しい毎日を過ごしていると、ついつい運動不足になりがちです。フィットネススタジオやジムがマンション内にあれば、仕事帰りにちょっと寄ったり、少しの空き時間に利用できて便利です。とにかく近場で、気軽に行けること。これが運動を長続きできるヒケツかもしれません。
フィットネススタジオはここ最近の不況の影響で「最も割愛されやすい共用施設」とのことですので、必要度の高い人は要チェックです。
■ライブラリー
落ち着いて本を読めるライブラリー。本好きには便利な施設です。
ふっと本を読みたくなった時、マンション内にぶらっと立ち寄れるライブラリーがあれば便利ですね。机やインターネットに接続したパソコンが設置されている場合もあり、静かに調べ物や勉強をしたい時にも使えそうです。
■パーティルーム
パーティルームがあれば、気軽に、大人数を呼ぶことも可能です。
パーティイメージ。パーティルームがあれば、気軽に、大人数を呼ぶことも可能です。
かなり広いリビングダイニングという感じで家具も備え付けてあります。スペースが広くゆったりとしているので子連れでもOKです。掃き出し窓からはウッドデッキに出ることができ、なかなか居心地の良い空間でした。広いテーブルにみんなで座って楽しいひと時を過ごしました。
自分の家では負担が大きかったり、広さの関係であまり人数を呼べなかったりしますが、パーティルームならその心配もなく、安心して招いたり招かれたりできます。
■ゲストルーム
ホテルの部屋のようなゲストルーム。泊まり客のある時に利用できます。
来客があった時に泊まることができるのがゲストルームです。ホテルのようなおしゃれな造り、眺めの良い位置に部屋が設けられることが多く、料金もだいたいホテル並みかそれよりより安く泊まれるように設定されているようです。
今のマンションの間取りは洋室が中心で和室が少なくなってきました。和室がないということは押し入れもなく、布団収納のスペース確保が困難になります。「お泊り客にはゲストルームを利用する」と決めれば客用布団も不要になります。そういったライフスタイルも「あり」ではないか、と思います。
「住まいだけのシンプルなマンションがいい」
「共用施設が充実している方がいい」
思い描くライフスタイルによってマンションに望むことは変わってきます。共用施設の維持管理の費用負担は住人の肩にかかってきますので、じっくりと自分自身にとって必要な施設かどうか見極めてください。
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