宅建ファミリー共済は宅建協会の会員向けに業務支援を行うために設立されました。少額短期保険業者で役割は宅建会員が住まいを賃貸したときに発生した家財や設備、または備品などに関わる損害や入居後普段の生活で起こった損害賠償などの補償を行う共済です。補償範囲は大切な家財は勿論のこと、大家だけに関わらず第三者に対しての賠償保障も行います。火災や水漏れ、盗難などが起こったら共済のフリーダイヤル事故受付センターに連絡します。この電話番号は24時間365日対応していて事故報告から保険金支払いまでの流れは、まず事故受付センターで受け付けた後は借主の契約内容を確認して現場調査を行います。共済による確認が終われば借主は修理見積などを手配し保険金請求書に記入して、必要添付書類と一緒に提出すれば保険金が支払われます。
宅建ファミリー共済は24時間体制のホームサポートサービスを行っています。外出などで万が一玄関のカギを紛失してもこのサービスを利用すれば専門業者がカギを開けてくれます。また水回りのサービスも行っていてトイレや給排水管のつまり、それらに伴う故障で水が止まらなくなった場合でもサービスを利用すれば専門業者による修理が可能です。そしてこれらのサービスに架電するときに準備するものは、証券番号が分かるものか手元にあれば保険契約書が必要となります。共済の住宅用賃貸総合補償保険か事業用賃貸総合補償保険の契約者か被保険者であることが絶対条件です。ただ原因が建物の老朽化だったり給排水管の解凍作業などは対象外となる場合があります。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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