2018.05.27賃貸マンション

家賃を下げる選択

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お部屋探しのご提案中に

「もう少し築年数を落としたら家賃も落ちるかな?」と、よく言われることがあります。

 

単純に築年数を落とすと、賃料は安くなりますが、その反面、失うものも多くあります。このバランスを折り合えないと、賃料をダウンして納得のいく物件に落ち着くのは難しいでしょう。物件を探す時は、選択の連続です。家賃、立地、設備、向き、予算・・・許容できるかできないか・・・今回は家賃をダウンするという選択がどこまで影響してくるのかをお話したいと思います。

 

そもそも家賃とは設備、立地だけではなく、物件を所有している会社や家主さん事業計画や、建物全体の居住者の退去から次の入居者までのペース、管理会社の家賃調査からくるアドバイス等によっても左右します。決して表に出ている情報だけでは決まっていないのです。そのため、かなり築年数を落とした筈なのに、思ったより賃料が落ちていない・・・なんて事があったと思います。

 

結論から言うと、築年数を古くして、賃料をダウンするという方法はあまりオススメできません。なぜなら、賃料を落とした以上に物件の設備・グレードが目に見えて落ちるからです。6万円代の予算を5万円代におとす事で、バス・トイレ・洗面台独立、室内洗濯機の希望設備が崩れてしまったり、立地・陽当たりが悪くなる、居住者層が変わる、フローリングや水廻りの劣化等、内見の段階で判る事から、入居してからでないと判らない事などのリスクが多いすぎるのです。

 

その反面、

・設備、内容に対して許容しており、賃料を第一優先できる方

・エリアを大きく変更しても通勤経路等が確保できる方

であれば、賃料ダウンは非常に効率的な手段になります。もしお部屋のお家賃ダウンと設備面に折り合いがつかない場合は、上記2点に留意して再検討してみると良いかも知れませんね。

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