賃貸マンションを利用する際には、多くの場合には保証会社との契約が必要になります。保証会社とは賃借人が家賃を滞納した際に、賃借人の滞納分の立て替え払いを大家さんに保証する会社のことであり、賃貸マンションに入居する際には保証会社による審査にパスすることが条件となるのです。家賃保証会社ナップは平成12年に設立された新しい保証会社のひとつであり、入居の可否を事前に判断できる仮審査の実施や、独自の審査基準などが他社とは異なる特徴となっています。
家賃保証会社ナップが提供する仮審査制度は、web上で入居の可否が手軽に確認できるサービスです。カードローン会社が自社ホームページ上で提供する、「お試し審査」に近いものだと考えるのが分かりやすいかもしれません。パソコンやスマートフォンがあれば、自宅などに居ながら仮審査が受けられます。年齢や勤続年数や年収の額などの基本情報を入力することにより、1分で審査の結果が判明するのです。仮審査の結果がOKであれば、次は本審査(正式な入居審査)に申し込んでみましょう。
家賃保証会社ナップが行う審査の基準は、一般的な保証会社が行う審査の基準とは若干異なるようです。これは家賃保証会社ナップが、独立系の保証会社であることが理由となっています。一般的な保証会社はLICC(日本賃貸保証業協会)に加盟しており、利用者に関する情報を共有しています。一方で家賃保証会社ナップはLICCには加盟せず、独自の基準により審査を行っているため、他社で断られた人でも審査に通る可能性があるのです。インターネット上の口コミをチェックしてみると、家賃保証会社ナップの審査は他社よりも通過しやすいという意見が多くなっています。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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