賃貸保証会社の手数料とは、契約時に必要な連帯保証人になってもらうこと、家賃の支払いが滞ったときに一時的に建て替えをしてくれる、その保証料として支払う費用のことです。この手数料は物件情報には「家賃保証料」と記載されています。また家賃保証会社では、「保障委託料」「保障委託更新料」と表示されています。表現は異なりますが、家賃保証会社に支払う「手数料」として同じ意味合いになります。
家賃保証会社に支払う手数料は、家賃1ヵ月分の30%~100%を契約時に初期費用のみを支払うケースと、初期費用に加えて1、2年ごとに更新費用を支払うケースがあります。更新手数料は1~2年ごとに、家賃の30%などの金額や、定額10000円というケースがあります。賃貸情報には更新手数料が必要にも関わらず、契約時の初期手数料しか記載されないケースがあります。そのため、家賃保証料が記載されているときは、契約時の初期費用のみの支払いなのか、それとは別に更新費用が必要なのかを、その物件を扱っている不動産会社に問い合わせることが必要です。
手数料の金額は家賃保証会社ごとに異なります。契約時に支払う初期手数料が家賃の30%だけど更新手数料が必要であったり、逆に初期手数料は家賃の100%だけど、更新手数料が無いケースなどがあります。手数料を抑えるポイントは、その物件にどのくらい住むのかを考慮し、契約時の初期費用だけでなく、更新費用がかかる2年間のスパンでの合計手数料を保証会社ごとに比較することです。会社によって大きく費用が異なるのが見えてきます。長く住むのであれば、初期手数料が高くても更新費用のかからないものを選ぶといった、自分に合ったものが選択できるようになります。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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