賃貸保証会社を利用する際に、家賃の滞納などに対してどのような対処をしてくれるのかなどに目が行きがちです。しかしそれよりも大切だと言っても大げさではないのが更新料です。きちんと把握しておかないと更新料が負担になり、下手をすると賃貸保証会社を利用できなくなることがあるのです。そのためまず頭に入れておきたいのは更新料を支払うタイミングです。どの賃貸保証会社と契約するのかによって違ってきますが、ほとんどのところでは一年から二年ごとになっています。
中には更新料が必要ないという賃貸保証会社があります。ただしこのようなところの多くは、初回保証委託料というものが高額に設定されています。これは契約する時に支払うもので、一見すると更新料が必要がないのでお得に感じるかもしれません。ところが酷い会社になると、最初に高額な初回保証委託料を請求し、その後は契約を更新しないといったケースがあるのです。あるいは審査が急に厳しくなることがあるため、きちんと調べてから契約するようにしましょう。
更新料がいくらかかるのかですが、相場としては一万円から一万五千円ほどになります。ただ賃貸保証会社によっては賃料の一割を請求されることがあります。また高いところになると、賃料の三割に設定している場合があるのです。他に知っておかと良いのが支払い方法で、ほとんどのところでは銀行振り込みです。しかし事情があって口座が使えないなら、コンビニエンスストアでの支払いに対応している賃貸保証会社があるので相談してみると良いです。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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