公園でお散歩しているわんちゃんや、ペットショップにをふらり立ち寄ると可愛らしいネコちゃんに出会い、欲しくなりますね。私も以前動物関係の仕事をしてきましたので気持ちはとても解ります。逆に飼えなくなって手放すことを考える飼い主さんも沢山みてきました。不動産業に転職し、ペット飼育可能物件の資料をみるとわくわくすることもあります。ペット可物件をお探しのお客様へ、ついついちょっと高いけどこの新築いいんじゃないですか?と言いそうになります。ペット飼育中の方、ペット飼育を考えている方、お部屋を提案する側の営業マンも改めて本当にその選択でいいのか見直す事も大切だと思います。
衝動飼いの注意
不動産業の私が書く事ではないかもしれませんが、第一の注意点として、衝動的に飼ってしまう事が一番危険な事と思います。
☑転勤はないだろうか?
☑ペット飼育可能のマンションだろうか?
☑一人で犬を養っていけるだけの費用は大丈夫だろうか?
☑一人暮らしならば、犬と自分の将来を考える必要がある!
転勤が多い会社にお勤めの方、ペット飼育可能物件と自身の希望するエリア、条件に中々当てはまらず急な転勤時にお部屋が見つからず、なくなくワンちゃんやネコちゃんを実家に預けるなどのお話を良く聞きます。
ペットを養っていく費用とは
犬
購入費用(平均) 124,441円
初期費用(飼育ゲージ・餌皿代など) 20,000円
年間の飼育費128.887円×平均寿命15年=1,933,305円
犬の生涯費用合計 2,077,746円
猫
購入費用(平均) 72,194円
初期費用(飼育ゲージ・餌皿代など) 20,000円
年間の飼育費62.121円×平均寿命15年=931,815円
猫の生涯費用合計 1,024,009円
賃貸マンション契約時にも別途ペット飼育料が必要!
上記一生涯に掛かる飼育費とは別に、賃貸マンション契約時に別途費用が掛かるケースがほとんどです。
☑敷金・礼金UP
☑賃料3,000円~5,000円UP
☑ペット飼育による故意過失は全額借主負担
ひとり暮らし ペット飼育する際の心構えとは、
家賃は給料3/1の設定でお部屋探しをすると危険という事。
ペットが病気した時の費用や、引っ越しの度に掛かる費用の蓄えが必要という事。
しつけが悪く、近隣からクレームがあると引越を考えなければいけないという事。
ペットの生涯を大切に責任を持つという事。