2016年5月期・・・収益物件(投資用一棟マンション)の表面利回りが過去最低数値を更新しました。
レポート概要
■ 新規掲載された一棟マンションの表面利回りが前月比で下落
新規掲載物件の表面利回りは前月比で0.4ポイント下落、問合せ物件の表面利回りも0.01ポイント下落しました。新規掲載物件の物件価格は前月比で36万円下落、問合せ物件の物件価格も1,072万円下落しました。
※データ引用 楽待サイト http://www.rakumachi.jp/news/archives/145218
※期間:2016年5月1日~同年5月31日
※対象:日本全国エリアを対象で楽待収益物件サイトに掲載された物件
掲載物件上、表面利回りが平均的に下がる傾向として、築年数の比較的新しい物件や大規模な新築物件などが新規掲載されると平均値は下がり傾向にはなります。立地や稼働率などトータルバランスを見て、将来的に現金化しやすい物件となると利回りは低めでも十分に商品価値のある不動産として流通していきます。
世界(先進国)へ目を向けると時間経過ととも資産価値が上がりキャピタル・ゲインも得られる都市などでは利回りが2%台の収益物件なども多く存在します。為替(自国通貨含め)のリスクヘッジなど、ともに考えると商品価値として大変魅力的ではあります。特にハワイの物件は世界的に注目されています。
為替状況の方向性も見えない中で、手軽に小口の資金でも投資ができるREIT(不動産投資信託)なども活発に取引されています。
個人的に、近頃はジョージ・ソロス氏の動向まで敏感にキャッチしてしまう市場にもうんざりとしてきました・・・。
私が不動産を好きな理由にリアル感があります。リアルに所有できる不動産(資産)から、どの方向へレバレッジをかけていけるかは様々です。相続を目的とした節税対策や貨幣価値に対する不安や家族信託、生命保険・年金などの代用目的…不動産の相談・セミナーや無料勉強会なども毎月実施しています。
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不動産ガイド:小林 茂美
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