動物好きな方、幼い頃からペットと暮らしてきた方にとっては
賃貸暮らしになってもペットとの暮らしは憧れだと思います。
また、現在は飼っていなくてもいずれは、、、と
思っている方も多いと思います。
そんな方々に人気なのが ペット可能物件 です。
近年は、ペットも室内飼いが定番となっており、
ペット飼育可能な賃貸物件の人気は高まってきています。
しかし、いざお部屋探しをしてみると
なかなか条件に合うような物件と出会えません。
なぜ、 ペット飼育不可 の賃貸物件が多いのか、
また、ペット不可の物件でペットを飼ったらどうなるのか
まとめてみました。
ペット飼育不可の理由
1.室内設備や内装の損傷が大きい
ペット飼育不可の理由として多く挙げられるのが、コレです。
特に犬や猫などは爪で壁や床に傷が付きやすいため
ペットを飼っていないお部屋と比べると、損傷が目立ちます。
その他にも、フローリングや畳におしっこをしてしまって
シミやにおいなどの問題も起きます。
2.住人全員が動物好きではない
動物は可愛いですし、飼っている人からすれば
家族そのものだと思います。
しかし、他の住民の方も同じ気持ちとは限りません。
動物が苦手、という方だけでなく、
動物アレルギーを持っているから、ペット不可物件を
選んで暮らしている方もいます。
アレルギーは当事者でなければ苦しさや辛さは
わかりにくいかも知れませんが、
アレルギー反応が出てしまうと何時間も苦しむだけでなく、
時には重篤化して命が危険にさらされることもあります。
実際に動物アレルギーを持っていて
ペット飼育不可の物件に住んでいる方が
無断でペットを飼育している方の行動に
悩んでいるケースも少なくありません。
知らず知らずのうちに誰かを命の危険に
さらしてしまっている可能性もあるので
無断で飼育するのはやめましょう。
ペット不可の物件で飼育した場合どうなる？
ペット飼育不可だと把握していながらも無断で飼育している方も
少なくないこが事実です。
そういう方はきっと「鳴き声がしなければ大丈夫だろう」
「姿が見えなかったら大丈夫だろう」などと軽く考えがちです。
しかし、ばれるものはばれます。
「最近、どこからか動物の泣き声がする」
「エレベーターなどの共有部から動物のにおいがする」
「ゲージみたいなものを持っていた」
などご近所付き合いが希薄な近年でも
人は結構みていないようでみています。
そしてこのことが管理会社やオーナーさんの耳にはいれば
契約に違反しているので退去を迫られる可能性もあります。
その場合、敷金が返ってこないのはもちろん、敷金だけでは補えない
修繕費用も請求されるケースもあります。
また、他の住民の方に迷惑をかけてしまった場合は
その損害賠償も請求される可能性もあります。
仮に、退去のときまでばれずに飼育出来ていたとしても
退去時の立会いでばれてしまいます。
ペットを飼育したい場合はこっそり飼うのはやめましょう。
ペット飼育可ならどんな動物でも飼える？
どうしてもペットを賃貸物件で飼いたい場合は、
ペット飼育可能な物件を選んで住むのが賢明ですが、
ペット飼育可能＝どんな動物でもOKということではありません。
物件によっては、飼えるペットの種類や頭数に制限があることも多く
ペットを飼うのであればもちろん守るべきルールです。
また、予防接種記録などペットに関する資料を求められるケースもあります。
「知り合いに頼まれて少しの間だけ預かっている」というのも
契約違反に当たりますので注意して下さい。
