外の騒音が気になる
テレワークの騒音問題で最も多いのは、家の外から聞こえてくる騒音でしょう。出勤している時は気付かなかったけれど、家にいると意外に外からの騒音が気になるということはあり得ます。平日の昼間に自宅のすぐ前で道路工事が行われていたり、近所の子供たちの遊ぶ声が聞こえてきたりといったケースです。 マンションなどの集合住宅では、隣の部屋や上の階の部屋の住人の物音などが気になるということもあるかもしれません。在宅で仕事をするテレワークも、基本的に出社時と同じように仕事をこなすことになります。騒音によって集中できない状態が続くのは、辛いですよね。
家の中でも騒音はある
自宅の中でも、テレワークの騒音問題は発生します。子供のいる家庭の場合は、テレワークで仕事中だとしても、子供がすぐそばで遊んでいるということがあるかもしれません。自分専用の仕事部屋を、自宅の中に用意できるとは限りませんので、その場合は常に家族の気配を感じながら仕事をすることになるでしょう。 また、自宅でテレワークをするというということは、自分が騒音の発信源になる可能性もあるということなのです。リモートで会議などを行う場合、話し声は周囲に聞こえています。集合住宅の場合には、隣室にも聞こえているかもしれません。気付かないうちに、自分の声がうるさいと思われているかもしれないのです。
できる限りの騒音対策を
テレワークの騒音問題を解決するのは難しいですが、工夫をすることで、少しでも騒音を軽減することはできるでしょう。まずは、仕事をする部屋や空間の周囲の壁に、なるべく物を置くことです。本棚や可動式のクローゼットなどを置くことができれば、遮音効果が期待できます。そこまでするのが無理だとしても、クッションや段ボールなどで、仕事スペースの周りや壁などを囲むだけでも効果はあります。換気のために窓を開けることも必要ですが、窓を開けた時にはカーテンだけでも閉めておくと、わずかでも騒音対策に役立つでしょう。
よりよい環境づくり
テレワークを効果的に取り入れていくためには、自宅で仕事をしやすい環境づくりが大切です。周囲の騒音などを軽減させることは難しいかもしれませんが、自分なりに少しでも工夫することによって、よりよい環境を作っていきましょう。
不動産ガイド:小林 茂美
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