医療従事者に含まれる医師や看護師
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために働いている医療従事者に対して、慰労金が交付されることが決まりましたが、交付の対象となる医療従事者には、幅広い種類の職業が含まれています。医療従事者の中でも、コロナウイルスに感染した患者と、直接接する機会の多い職業が医師で、自分自身がウイルスに感染するリスクも高いことから、慰労金の交付によって、負担の軽減が図られています。 医師とともに、コロナウイルスの患者と直接接する機会が多いのが、看護師です。外来に訪れた感染患者への応対だけでなく、入院設備のある医療施設での看護も、看護婦の重要な役割です。医師と同じように、重たい責任感のある仕事で、コロナウイルスへの感染の可能性も高いことから、慰労金の交付の対象となっています。医療従事者には助産師も含まれていて、コロナウイルスの感染者が出産をする場合などには、高いリスクを負って業務に従事する必要があります。
医療従事者に行われる住宅支援
新型コロナウイルスの蔓延により住宅事情が変化し困っている医療従事者は多く、それらの医療従事者への住宅支援が様々な団体や企業から行われています。医療従事者への広報を作成している業者をはじめ、不動産業者、家電メーカーなどが中心となっての支援が代表的です。支援のひとつが、無償でマンションを提供するというものです。ホテル住まいを余儀なくされている医療従事者へ、家具と家電の付いたマンションを無償で提供することにより、心身を十分に休め、次の勤務効率を高めてもらえるようにすることを目的としています。この支援が始まった当初は、数か月の支援が予定でしたが、コロナウイルスのおさまりが見えないことから、延期されました。 また、新たに住宅を探している医療従事者の賃貸物件紹介の無料サポートといった支援もあります。より安い家賃の住宅や社宅に代わる住宅を探している人に、条件に合った住宅を無料で紹介するというものです。
様々な住宅支援
新型コロナウイルスは、医療従事者の住宅事情にも影響を与えています。住宅に変えることができなることをはじめ、引っ越しを余儀なくされた医療従事者も多いです。これに対して、マンションの無料提供や賃貸物件仲介サービスといった支援があるので、支援情報を集め、上手く活用してください。
不動産ガイド:小林 茂美
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