賃貸マンションを退去する際に、不動産会社へ退去意思を伝えるための手段が解約通知です。賃貸マンションでは解約日までの家賃を日割り計算する場合が多いため、トラブル防止のため書面での提出が一般的となっています。提出する書類は、大手不動産会社の場合、入居の際に渡される書類の中に同封されている場合が多いですが、地域密着型の不動産会社の場合では電話連絡ののち、郵送若しくはFAXなどで送ってもらう場合もあるため、見当たらない場合は一度問い合わせしてみることをおすすめします。
解約通知で一番注意する点は、解約通知をする時期です。一般的には、解約日から1か月前までに通知する必要があります。物件、業者毎に違い、2~3か月前という場合もありますので、詳しくは賃貸借契約書を必ずご確認ください。この通知時期を過ぎてしまうと、通知日から契約に則り退去後も家賃が発生する場合がありますので、遅れずに通知しましょう。また、「退去日が不明で連絡していいかわからない」など退去日が決まっていない場合でも、引っ越しすることが確定している場合は、とにかく不動産会社へ連絡しましょう。
退去するタイミングは、新居に引っ越しするタイミングということもあり、新居探し、引っ越し準備、役所での手続きなど、ついつい退去通知は後回しにしてしまいがちですが、通知し忘れると余計なトラブルに巻き込まれることもあります。通知自体は、物件名、氏名など個人情報、退去日などを記載するだけの簡単なものが多いので、退去が決まったらすぐ連絡するように心がけましょう。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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