2020.11.12お部屋探し豆知識 , お金に関する話 , 契約に関する話 , 賃貸マンション

賃貸物件を借りるときのお金の話・・・敷金や礼金、それに仲介手数料とは?

Pocket

賃貸物件を探すときに気になることはたくさんありますが、その中でもよく不動産物件チラシをみて目に入るのが、月々の家賃をはじめ、「敷金」や「礼金」、「仲介手数料」、その他「保証金」や「管理費」といった“初期費用”に関することです。

 

仲介手数料

アパートやマンションなどの賃貸物件に暮らし始める前には、毎月支払う家賃だけでなく、この初期費用に関してもよく確認して準備をしておかなければなりません。

賃貸契約を結ぶ際に必要になる初期費用のうち、「敷金」は契約を終えた賃貸物件から退去する際の“原状回復”のための費用に充てられることが多くなります。そして、敷金の金額は基本的に家賃の1か月分を支払うのが相場といわれています。尚、関西地方では敷金のこと「保証金」と呼ぶこともありますが、その意味合いは敷金と同じです。

敷金と同様に家賃1か月分が相場とされている「礼金」は、文字通り賃貸物件を貸し出す物件のオーナーさんや大家さんにお礼として支払う費用です。敷金とは違って退去する際にも戻ることはない費用であり、中には礼金を不要とする物件も多くなっています。

仲介手数料」は、物件紹介や内見、それに契約手続きなどを行う不動産会社に対して支払う費用です。大体は家賃1か月分、或いは半月分くらいが相場とされています。仲介手数料は家賃1か月分が上限とされており、中には“仲介手数料なし“という不動産業者もあります。

そして最後に、共益費とも呼ばれることがある「管理費」は、アパートやマンションなどにおける共用のエントランスや電球の交換、さらには定期清掃費用などの費用に充てられます。

今回挙げている初期費用の他にも、賃貸物件をレンタルする際には家賃以外にも必要になる費用がいくつかあるため、賃貸契約を交わす前にはどのような費用がかかるのかを必ずよく確認しておくことが大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
中村 奈々

中村 奈々

神戸の不動産会社に入社したのは2006年1月、2007年7月に株式会社レオンワークスに入社し、賃貸仲介業に携わっております。賃貸に精通したガイドが、安心快適な部屋選びに役立つ情報をお届けします!

このエントリーにコメントする

必須項目は全て入力してください。

Please Login to Comment.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)