2018.10.30お部屋探し豆知識 , お金に関する話 , 契約に関する話 , 賃貸マンション

賃貸保証会社の特徴について

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プレサンスギャランティ

株式会社プレサンスコーポレーションの独自の保証会社、オリエントコーポレーションと提携をして行なっています。
保証料についてですが、家賃、管理費等、月々に支払う総額の50%を初回保証料となっており、年間更新料は無く、月々支払額の1.5%が月額保証料となります。
審査基準は信販系のオリコが基準となっておりますので、クレジット系で未払いや滞納があるとほぼ非承認となります。逆に収入と家賃のバランスが多少悪くても信用情報が良ければ承認になる事も多くあります。
家賃支払い方法も指定があり、プレサンスカードを作成しカード決済にて月々の賃料を支払うことになります。
通常の家賃保証オリコと違いはカード作成が条件となっているところです。
カード決済がデメリットという訳でもなく、家賃支払いが手間要らず、家賃を支払うことによりポイントが貯まるといったメリットもあります。
連帯保証人については、賃貸契約には必要ですが、プレサンスギャランティの審査自体には必要ありません。あくまでも契約者本人の審査となります。

住まいるアルファ

オリコ賃貸保証について  賃貸マンションを申込するにあたって物件によって様々な保証会社があり困惑されるかと思います。その中でもオリコの賃貸保証について詳しくご説明していきます。気になるのは保証料と審査基準だと思います。保証料は他保証会社と同様管理会社や貸主と保証会社がお話合いの上取り決めを行いますので様々な保証プランがございます。一般的な保証料は総額賃料の50%、月額保証料1.0%といったプランがございます。審査基準については厳しい印象も見受けられますが、賃料価格にもよりますが、お給料に対して賃料価格が見合っているかが基本となりその中で他にローンが無いかどうか、今までに滞納などが無いかを重視されていらっしゃいます。クレジットカードの支払が滞ったりと事故が無ければお給料に若干見合っていない賃料価格でも通るケースもあります。 また少しでも心配な要素がありましたら仲介業者の担当へ相談しましょう。基本的に管理会社は保証会社を2社以上は用意しているケースが多くあります。 またお支払方法としては【新規オリコカード作成しお支払いをする】【今持っているオリコカードで支払いをする】【カードは作成せず口座引き落としでお支払いする】といった選択肢がございます。オリコカード作成を中には強制するパターンもございますので申込前に確認しましょう。こういった信販系の保証会社の場合年間の更新保証料は無く、月額保証料として1.0%前後と設定しているケースが多く、デメリットは毎月の家賃が高く感じる事、メリットとしては月払いだと途中解約も無駄がなく解約時に更新料もったいなかったな・・という事が無くなります。

オリコフォレントインシュア

オリコフォレントインシュアの賃貸保証は「オリコ」とはいえ、もともとリクルートフォレントインシュアの名称変更した保証会社になります。法人名変更に伴い保証会社の商品名も変更となりました。保証料について 初回保証料 申込書記載の月額請求合計の50%(最低保証委託料は20,000円)継続保証委託料として1年毎に10,000円が必要です。収納手数料として月額300円+消費税 補償期間については保証委託契約開始日から賃貸物件の明渡までが基本になっています。 オリコフォレントインシュアは申込時に個人契約の場合は本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポート・住民票)のうちいずれか1点で個人契約の場合は連帯保証人不要で審査可能です。法人契約の場合は商業登記簿謄本・連帯保証人の本人確認書類・連帯保証人の印鑑登録証が必要です。法人契約の場合は連帯保証人を立てて頂く必要があり、原則代表者様にお願いしており、難しい場合に限り、入居者様でお願いされます。また必要に応じて追加書類の提出依頼があります。他にも外国籍の方・年金受給者の方・内定者や転職者の方・自営業の方などで必要書類が異なっています。 ※個人信用情報機関への登録利用については提携信用方法機関の加盟会員により申込者等の支払い能力・返済能力に関する調査の為に利用されることとなりますのでオリコフォレントインシュアの賃貸保証に加入した場合は次のお引越しの時などの信用にもつながりますのでくれぐれも遅延の無いように心がけましょう(債務の支払いを遅延した事実に関しては契約期間中及び契約終了後5年以間です。)

全保連

保証会社において、全保連はよく耳にする会社かと思いますが、実は設立は2001年に沖縄で創業されたのが最初です。それから順調に取引物件を増やして現在に至ります。貸主や借主に対する基本的なサービスや保証内容は一般的な保証会社と同様ですが、他社のサービスと違うところは「保証料の安さ(30%~)」「更新料無しの選択も可」というところですね。同一のサービスを受けることが出来るならば、保証料が安い事は貸す側にも借りる側にもメリットがあります。
ただし、取扱いの多い保証会社でもあるので、過去に滞納が続いた方や、何かしらのトラブルがあった方などは要注意です。次の物件の家主が全保連を採用していれば、そういったデータは履歴として残っている可能性があり、審査でNGが出る可能性が高くなってしまいます。ただし、個人信用情報を照会できる会社ではありませんので、お申込者の申告状況によって可否を判定します。
後日の記事になりますが、全保連は全国賃貸保証協会、通称「LICC」の加盟会社で、同協会の加盟業者間で情報交換を行っています。

日本セーフティ

日本セーフティは独立系保証会社になり、家賃保証専門の会社となります。
保証料についてですが、家賃、管理費等、月々に支払う総額の50%を初回保証料としており、2年目より年間保証料10,000円を支払うことになります。
ただ初回保証料は提携管理会社、保証プランにより多少変動する場合があります。連帯保証人無しでの契約の場合は70%~となります。
独立系保証会社が審査に使う情報は自社のみの情報を参照する事になるので、初めて使う人はほぼ承認が取れます。
また、他の独立系保証会社や、LICC系保証会社、信販系保証会社で滞納等の金銭事故をおこしていても、独理系保証会社は調べる方法がない為、それが理由で否決になる事はないようです。
一般的に審査が緩いという認識になることが多いです。

ROOM iD

エポスカードはお申込者の信用情報をもとに審査を行う、所謂「信販系」の保証会社です。クレジットカードの審査のノウハウを活用して、家賃の支払い能力などを審査しています。また、CIC、JICC、JBAなど、ローンやクレジットカードの審査で利用される個人信用情報センターの情報を照会できる家賃保証会社でもあります。
保証料は30%~とかなりリーズナブル。クレジットカード情報を主に使用するため、連帯保証人を必要としないケースも多く、その分スピーディな入居手続きが可能です。クレジットカードを持っていない(信用情報の履歴が無い)方や、外国籍の方でも緊急連絡先(日本国籍に限る)さえつけて頂けると、可決する事が多いのが特徴です。
ただし、あくまでクレジットカード審査のノウハウが使われているため、融通を聞かせた審査はできません。年間の家賃支払い額がご年収に見合ってなかったり、近々で金融事故歴等があると、交渉の余地もなく事務的にNGになってしまう場合もあるので注意が必要です。ちなみに、個人信用情報センターはCIC、JICC、JBAなど複数の信用情報センターがあり、それぞれに記録している情報が異なりますが、それぞれの機関同士で連携も行われています。
前述した全保連等のLICC系の保証会社とは情報共有をしていないので、そちらの情報が照会されることはありません。

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宮島 孝治

宮島 孝治

2006年より不動産業界に携わり、2007年にレオンワークスへ入社、2009年に宅地建物取引士免許を取得、賃貸仲介・管理・仲介の実務経験を活かし、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説します。

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