『大阪城公園パークマネジメント』と呼ばれ、内容は民間事業者が公園全体を一体管理するマネジメント事業になっています。 一体管理することによって、魅力のある新たな事業や公園施設の設置などを行っていきます。そして、これによって得られた収益はそのまま維持管理費に回したり施設の追加など、循環させることによって大阪城公園自体の地力を底上げし、世界的な歴史観光拠点とするのが狙いとなっています。
①大阪城公園再生プロジェクト
大阪城公園を中心とした世界的な歴史観光拠点化を一層進めるとともに、森之宮のまちづくりでは、観光集客・ 健康医療・人材育成・居住機能の集積により、多世代・多様な人が集い、交流をはぐくむまちを、大阪ビジネスパークでは国際的なビジネス拠点をめざします。
大阪城公園パークマネジメント事業導入後の状況
・大型便益施設開業や旧陸軍庁舎リニューアル(H29年度)
・大阪城天守閣入館者数
184万人(H26年度) → 275万人(H29年度)
・大阪市の収支
▲4千万円(H26年度) → 2億6千万円(H29年度)
②森ノ宮 大学誘致について
「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティー」の実現を目指しています。
対象地は、第2寝屋川南側の豊里矢田線を挟んだエリアで、同線東側をA、D地区、西側をB、C地区に分け、立地特性を活かした土地利用の転換や機能更新と併せ、土地の高度利用を図ります。地区全体に歩行者デッキや歩行者通路などを整備し、歩行者重視の市街地を作る計画。
③大学誘致について
大阪公立大学(仮称)がメインキャンパスを森之宮に2025年開設予定となっています。JR大阪城公園駅の東側に建設予定で、将来的には計10haを超える都市型キャンパスとなる予定となっており、これは大阪城東区の都市開発のメインプロジェクトでもあります。また、都市開発とキャンパス建設の相乗効果により、学生中心ににぎわう事が予想されており、付近には大阪市立森之宮小学校や森之宮病院、赤十字血液センターも存在しているため、老若男女問わず安定した生活を送ることができる居住エリアが目指されています。
不動産ガイド:小林 茂美
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