2022.11.27不動産売買 , 不動産相場トレンド , 大阪オススメの街

なにわ筋線プロジェクトについて

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2023年春には関西圏の主要鉄道を結ぶターミナル駅となる新しい「大阪駅」が誕生することで、国内外からの玄関口となる関西国際空港や大阪国際空港、新大阪駅へのアクセスが良くなります。2031年春に開通予定の「なにわ筋線」は難波エリアにも接続し、今後ますます利便性が向上します。

①なにわ筋線は、2023 年春開業予定の(仮称)北梅田駅と、JR難波駅及び南海本線の新今宮駅をつなぐ路線であり、JR阪和線、南海本線を介して西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有し、大阪都心及び京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する路線です。

靭公園

 

ルートは大阪駅北地区(うめきた)の地下に建設中の北梅田駅から、地下構造でなにわ筋に向けて南西に進み、JR大阪環状線福島駅付近でなにわ筋の地下に入ります。その後、地下構造のまま、なにわ筋を南下し西本町駅の立地する中央大通りの南で分岐し、2方面に分かれ、JR難波駅と南海新今宮にそれぞれ接続します。JR難波駅へはそのまま地下構造で接続し、南海新今宮駅へはパークス通の浪速区敷津東3丁目付近で地上に移行し、高架構造で南海本線へ合流する路線計画となっています。

②なにわ筋線の設置予定駅は中之島駅・西本町駅・南海新難波駅・JR難波駅・新今宮駅(仮称)の6駅で新駅は中之島駅、西本町駅、南海新難波駅になります。

・中之島駅は「なにわ筋」の玉江橋南詰交差点~常安橋北詰交差点の間に建設される新駅で、京阪中之島線の中之島駅と地下通路を経由して接続する構造となる。

・西本町駅 西区阿波座1丁目交差点付近で、大阪の道路網における動脈のひとつ、中央大通りの地下でOsaka Metro中央線と交差する場所に作られる予定です。

・南海新難波駅 南海新難波駅は御堂筋、四つ橋筋、千日前通に囲まれたエリアの中間あたりに建設される新駅で、既存の南海難波駅からは北西へ約200~300mほど離れた場所となる。計画では上下線に分かれた地下6階の駅構造物が、阪神高速1号環状線の高架の東西を挟むように建設される。

③まとめ 梅田と難波を結ぶ電車は現在、御堂筋線と四つ橋線の2本で、朝夕の通勤・通学ラッシュ時は大変混み合っています。なにわ筋線が開業することにより、キタとミナミを結ぶ電車が3本に増加し、利用者が分散されるため、混雑緩和が予想され、新大阪と関西国際空港を結ぶなにわ筋線の開業によって、観光客の交通アクセスが大幅に向上。地域観光や街の活性化など、さまざまなメリットが期待されます。

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