content
- ペット飼育可能物件って少ないの?
- ペット飼育の制限って?
- 『ひとり暮らし』のペットの飼育の注意点(ドックトレーナー目線)
- これからペットを飼いたいと思っている方へ
- ペット飼育時の必要書類について
- 快適 ペット共存型マンションとは?
ペット飼育可能物件って少ないの?
ペット飼育可能物件は以前に比べて増加傾向にあります。大阪市内のペット飼育可能物件がどのくらいあるか調べてみました。
例)homes賃貸サイト(2017年5月調べ)
間取り | 全空室 | ペットOK |
1R~1LDK | 9,715件 | 1,986件 |
2LDK~ | 2,671件 | 567件 |
上記はhomes賃貸サイトの大阪市淀川区、大阪市北区、大阪市中央区、大阪市西区、大阪市福島区のデーターを元に算出しています。全体的にみれば空室の約2割がペット飼育可能という事になります。大阪市内にはファミリー向けの賃貸マンションが少なくその中で希望に沿った部屋を探すのは難しいと言えるでしょう。
注意点としてペット飼育可能物件でも飼育可能のフロアが限られているケースや、分譲マンションでは各部屋のオーナーによって可否が異なります。その点については不動産会社に確認しましょう。
お問い合わせをして、『ペット可ですが小型犬1匹のみです』と言われたことはありませんか?猫なんだけど・・中型犬なんだけど・・とがっかりするケースも多いでしょう。正直、賃貸物件サイトではペット飼育の制限について親切ではありません。
また、ペット飼育の条件が定められている物件が多く、通常の家賃から数千円UPするケースや敷金礼金がUPするケースなどがあります。
このような制限や条件に付いて1件1件問合せしているとかなり時間がかかってしかたない。解決策として賃貸物件サイトで気になる部屋をお気に入り登録をして『マンション名』や『物件URL』を1つの不動産会社にまとめて問合せをすることが早いでしょう。
『ひとり暮らし』のペットの飼育の注意点
『転居・環境の変化』
犬や猫は環境の変化にとてもストレスを感じやすい生き物です。転居前にはおとなしい子だったのに引っ越してからいたずらが増えたり、アレルギーがでたという例も多くあります。転居の際はできるだけ一緒に過ごせる時間を増やしましょう。また転居前に使っていたお気に入りのおもちゃなども捨てずにそのまま持っていきましょう。できるだけ室内の雰囲気も同じようにレイアウトするように心がけましょう。
『誤飲・誤食』
煙草や煙草の灰、洗剤や薬剤など、誰もいない時に誤食してしまったら大変です。
『運動』
小型犬の場合毎日散歩させる必要はありませんが休憩と運動のメリハリをつけるため普段はゲージへ定期的に20分程ゲージの外へなど、猫の場合はキャットタワーなどストレス解消のグッツをそろえましょう。
『温度管理』
人間の体感で温度設定をしてしまいがちですが、ワンちゃんは人よりも少し低めの温度を快適と感じ、ネコちゃんは少し高めです。ですが、クーラーの冷気は床にたまり、低いところにいるペットは人よりも寒く感じることがあります。また、部屋は涼しくても窓際の直射日光の当たる場所だけ熱くなっている場合もあります。真夏や真冬にお留守番をさせるときにはかならず部屋の温度に気をつけてからでかけましょう。
『ベランダ』
少し外を見せてあげたいなどと窓を開けたまま出かける方も多いですがとても危険な事です。ワンちゃんの場合は顔が出せるくらいの隙間でも興奮して吠えているうちにするっと落ちることも、猫の場合は、ある程度の高さでも飛び越える運動神経の持ち主です。
これからペットを飼いたいと思っている方へ
これからペットを飼いたくてお部屋探しをスタートされる方も多いでしょう。上記のようにペット飼育にはいろいろな困難がありますがポイントをおさえておくと計画が立てやすいでしょう。
・転勤が多い会社でお勤めですか? 転勤が多い場合、転勤先の地域によって都心と同じようにはいかない事もありますので注意しましょう。
・海外出張時や転勤など万が一の時に預ってくれる家族や友達を作っておきましょう。
・賃貸物件を探す時には散歩できる周辺環境や動物病院が近くにあるかなどもチェックが必要です。
入居後トラブルを避けるため下記書類が必要になる為、事前に準備しておきましょう。
・狂犬病予防注射済証(犬のみ)
・ワクチン接種証明書(犬・猫)
・ペットの写真(犬・猫)
上記3点は提出が必要です。駐車していない場合は事前に不動産会社に相談しましょう。また入居後1年に1度提出が必要なケースもあります。この他に健康診断書が必要なケースもあります。快適に安心してお住まい頂くために必要な書類です。
快適 ペット共存型マンションとは?
ペットを賃貸マンションで飼いたいと思っていらっしゃる方がいるように、オーナーも快適にペットと共存できるマンションに住んでほしいと応えてくれる物件もあります。
・室内のコンセントが通常より高い位置に設置してある。
・玄関にリードフックがある。エントランスにペット専用足洗い場がある。
・ペットドアが設置されている。ネコちゃん用にキャット・ウォークやくぐり戸付きドア、猫用トイレスペースがあるお部屋も。
・トリミングルームやドックランがある。
このような物件がみつかると魅力的ですね。お気に入りの物件を探すためにインターネットにかじりつかず早めに不動産会社に相談しましょう。