マンション入居時に何かと気になる角部屋と中部屋。
新築マンションでお申込が入る様子を建商しますとやはり角部屋から決まっていく方が多いように思いますが・・・お客様の中では一体どんな違いがあって、何が良くて何が悪いのか疑問に思っている方も多いと思います。
そこで今回は、角部屋と中部屋の違いを私なりに項目ごとに比較していこうと思います。
窓
角部屋・・・2面が窓 窓数が多い分、日当たりする場所も広くなり、角部屋の方が採光に優れていると言えます。
中部屋・・・1面が窓
※窓が多い分外気の影響を受けやすくなり、冷暖房の効き方に違いが出たりするので、一概に「採光の良い角部屋がいい」と判断しない方がいいですね。
結露
冬場窓が結露することがあります。
角部屋・・・窓数が多く暖房効率が悪いので結露になりやすいです。
中部屋・・・窓数も少なく暖房効率もいいので結露になりにくいです。角部屋の場合、窓数が多く暖房効率が悪いので結露になりやすい傾向にあります。
室温
角部屋・・・窓数が多い分外気の影響を受けやすく、外が暑いと室温も高くなりがちで、逆に寒いとすぐに冷えてきてしまいます。よく角部屋に住んでいる人は「夏は暑くて、冬は寒い」と言いますが、まさに外気の影響を受けやすいということでしょう。。
中部屋・・・窓が1面の分、外気の影響はそこまで大きく受けません。ですから、室温は比較的安定して保つことができます。周囲のお部屋で冷暖房を使用するとマンションは気密性が高いので中部屋の方が暖かいと言う意見を聞きます。
通気性
角部屋・・・窓が多いので全開放することによって空気の循環を非常に良くすることができます。
中部屋・・・窓と玄関を開けることによって空気の流れを良くすることができますが、玄関を開けておくのはプライバシーや防犯上あまりおススメできませんね。
遮音性
壁と窓では壁の方が遮音性に優れています。
角部屋・・・2面窓の方が外からの音は聞こえやすいです。
中部屋・・・3面壁で囲まれていて窓が少ない中部屋の方が外からの音は防音しやすいです。
家具の配置
角部屋・・・2面窓の角部屋の場合は配置できる方向が限られてしまいます。開口部分が多いと家具は配置しにくいです。
中部屋・・・2面壁の中部屋の方が比較的自由に配置することができます。
プライバシー
角部屋・・・お部屋の前は用事がある人以外は通りません。 お部屋の中は窓があって開放感がある反面、正面にビルやマンションがある場合に部屋の中を覗かれる確率が高いです。
中部屋・・・他のお部屋の住人の往来があるため気になる方もいるようです。 特にお部屋前にエレベーターがある場合は人がたまりやすいです。
価格
角部屋・・・2面窓枠をはめるのでは施工費が窓のほうが高くなります。また戸数が少なく希少性が高いので角部屋が中部屋より割高です。
中部屋・・・マンションの大多数を占める中部屋の物件価格は割安になります。
結論！！角部屋と中部屋 どっちがいいの？
角部屋と中部屋の違いはイメージできたでしょうか？
角部屋と中部屋のメリット・デメリットは一長一短だと思います。 ライフスタイルは人それぞれですので、お部屋ご見学の際に角部屋と中部屋両方のお部屋を見ていただき比較していただく事をおススメします。
最新記事 by 賃貸事業部デスク レオンワークス (全て見る)
- オリコフォレントインシュアについて - 2019
- Iot設備完備の新築プレサンスシリーズ続々登場 - 2019
- フラット35ってなに？ - 2019
