賃貸物件を申込をし、入居審査も無事終了しました。
ただ契約内容に不利な条件や特約が無いか確認をしないといけません。
その為に重要事項説明というものを受けなければなりません。
重要事項説明って何？
重要事項説明とはこの契約の条件はこんなのですよ。こんな特約が付いてますよ。
などと宅建取引士が書面にて説明をしてくれる事です。
契約時にいったいどのような費用が掛かるのか、更新時に必要な費用はあるのか、退去時にどういった精算方法になるのかなど、細かく説明してくれます。意味が分からない時は遠慮なく質問をしましょう。
重要事項説明書という書面を元に説明をしてもらい、内容など納得すれば署名・捺印し、1通控えを貰います。
この説明の時点で、条件や特約、費用面で契約が難しいと判断しキャンセルする事も可能です。
ただ、そうならないように事前に営業担当者に確認しておきましょう。
逆に、署名捺印を済ませた後に、記載内容が納得出来ないと言われてもどうにもならない事もありますので、しっかり説明は聞くように。特に、退去時の費用については念入りに確認しましょう。
クリーニング費用の特約や、原状回復費用などしっかりと理解する事が大切です。
その後、賃貸借契約書に署名、捺印する事になりますが、しっかりと読んでいますか？
細かい文字で、難しい事が書いてあります。面倒くさくなって署名捺印だけしていませんか？
賃貸借契約書は基本的に誰かが説明してくれる訳ではありません。しっかりとご自身で確認してください。
不明点は営業担当に聞き、理解した上で記入しましょう。
署名捺印を済ませた後で、読んでないから知らないなどは通用しませんので・・・
これはあくまでも注意事項を記載しましたので、契約内容がどれもおかしい訳ではございません。
しっかりと確認した上で契約して下さいという事です。
宮島 孝治
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