2017.04.18お部屋探し豆知識 , 契約に関する話 , 賃貸マンション

連帯保証人の責任って(賃貸契約)

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連帯保証人

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賃貸物件を借りる際に、連帯保証人は誰にしますか?
と聞かれると思います。
大体は親、兄弟などに頼む事になると思います。
もしくは頼まれる立場にある方もいると思います。

皆様は連帯保証人というのをしっかりと理解していますか?
連帯保証人はどのような責任が発生するのでしょうか?

賃貸借契約の場合は主に借主が家賃を支払えなくなった場合、
代わりに支払わなくてはいけません。
ただそれだけではなく
連帯保証人はその賃貸契約の全てを保証する事になるわけです。
家賃だけではなく、室内に損害を与えて原状回復に掛かる費用など
借主の債務はすべて保証する事になります。

連帯保証人と保証人の違いってわかりますか?
その責任の重さは全然違うのです。

保証人の場合は借主に請求してくれと言えますが、連帯保証人は借主に請求してくれとは言えません。
請求があれば素直に支払うしかないのです。

保証人は借主に財産がある事を証明出来れば、財産を差し押さえてくれという事が出来ますが、
連帯保証人はその権利がありません。

保証人は複数いれば負債を頭数で割る事が出来ますが、連帯保証人は何人いようと
全額を求められれば拒む事が出来ません。

上記のように連帯保証人は借主と同等の責任を持ち、自分が借りたも同じということになります。
賃貸契約では連帯保証人として署名捺印する事になりますので、余程の信頼がないと難しいですね。
連帯保証人になってはいけないという事ではなく、
安易な気持ちで頼んだり、引き受けたりはしない事が大切です。

最近では保証人不要の物件もありますので、
連帯保証人を用意出来ない方も物件を選べる様になりましたね。

保証人不要物件検索は下記より
大阪の賃貸物件

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宮島 孝治

宮島 孝治

2006年より不動産業界に携わり、2007年にレオンワークスへ入社、2009年に宅地建物取引士免許を取得、賃貸仲介・管理・仲介の実務経験を活かし、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説します。

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