賃貸マンションで設備の不具合、交換などが必要になった場合、消耗品は入居者側で負担とされますが、どのようなものが消耗品となるのでしょうか?
代表的な事例をまとめてみました。
室内の電球
良くある事例ですが、廊下、洗面台など至る所に電球は設置されております。
ただ、電球はある程度時間が経過すれば必ず切れてしまいます。
電球自体は消耗品とされますので、入居者側で費用を負担して交換しなければなりません。
但し、交換しても電気が点かないようであれば、機器の故障も考えられるので、管理会社に報告しましょう。
機器の故障であれば管理会社側の負担となりますので、支払う必要はありません。
障子・襖
和室がある場合に限られると思いますが、こちらも消耗品扱いになっています。
入居中、破れたり汚れたりして張替え希望であれば入居者側で費用負担しなければなりません。
パッキン
キッチンや浴室、洗面台、トイレなど水回りには必ず使用されているゴム製の部品です。
時間の経過とともに、ゴム製品は劣化していき、劣化が進むと、水漏れの原因となってしまいます。
蛇口を止めても水が漏れる事があってもパッキンの劣化が原因だと入居者側で費用負担し、取り替えなければなりません。
電池
エアコンや照明器具のリモコンや設備に電池が使われているもの、電池切れで動かなくなったのであれば、入居者側で電池交換しなければなりません。
ただ、電球と同じく、電池を交換しても動かないなどあれば機器の故障が考えられますので、管理会社に報告しましょう。
以上の例は一般的な消耗品の扱いです。
賃貸契約書上で特別に記載してあることなどあれば、優先されることもございますので、内容はしっかりと理解して契約するようにしましょう。
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宮島 孝治
課長 : 株式会社レオンワークス
2006年より不動産業界に携わり、2007年にレオンワークスへ入社、2009年に宅地建物取引士免許を取得、賃貸仲介・管理・仲介の実務経験を活かし、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説します。
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