初期費用にはどんなものがあるのか?(その2)
はじめてお部屋を借りる人で、家賃だけを見て高い安いを判断している人は少なくないだろう。
しかし、賃貸では賃料の他にも様々な費用がかかってくる。ここでは、それらの費用の種類と相場について見ていこう。
⑤「仲介手数料」
賃貸を探されるほとんどの方は仲介業者を利用してお部屋探しをすることになるだろう。
賃貸の仕組みとして、まず物件を所有している大家さんがいて、その大家さんが物件を賃貸に出すために「賃貸管理会社」に募集依頼をする、
依頼された「賃貸管理会社」は様々な不動産会社がアクセスできるデータベースに物件情報をアップする、
そしてそのアップされた物件情報をお客様に提案していくのが「仲介業者」である。
では、その「仲介業者」がどのようにして利益を得ているのかというと、お客様に物件を紹介する手数料である「仲介手数料」と呼ばれるものから利益を得ている。
この仲介手数料は「宅地建物取引業法」により賃料の100%までと定められており、お部屋を探す際に利用する仲介業者によって仲介手数料は変わってくる。
1ヵ月の賃料を仲介手数料にする仲介業者もあれば弊社(株式会社レオンワークス)のように「仲介手数料0円」としている業者もある。
⑥「鍵交換代」
鍵交換代は入居者が変わる際に、以前住んでいた人が合鍵を作っている場合があるため、
鍵を新しく交換するのに使われる費用のことで、基本的には入居時に払うことが多いが、新築物件で以前に入居者がいない場合は退居時に支払う場合もある。
相場は鍵の種類によってまちまちで、だいたい10000円~25000円となっている。
⑦「ハウスクリーニング代」
ハウスクリーニング代は退居した後の次の入居者に部屋を提供するための準備のための費用となっており、
相場は「1R・1K」で15000円~30000円、「1DK・1LDK」で30000円~40000円、
「2DK・2LDK」で30000円~70000円、「3DK・3LDK」で50000円~85000円となっている。
ここまでに挙げた初期費用の金額をまとめていくと・・・
- 敷金(0円~家賃2ヵ月)
- 礼金(0円~家賃2ヵ月)
- 保証料(0円~家賃1ヵ月)
- 火災保険料(10,000円~20,000円/2年)
- 仲介手数料(0円~家賃1ヵ月)
- 鍵交換代(0円~25,000円)
- ハウスクリーニング代(0円~30,000円)
1ルームの場合このような相場になっている。
初期費用の中では、敷金・礼金・仲介手数料の割合がかなり大きくなっているので、
出来るだけ初期費用を安くするためには、それらの費用が出来るだけかからない物件・仲介業者を選ぶのが良いだろう。
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