お部屋探しをしていると、新築マンションが魅力的に思いますね。その中でもまだ完成していない建築中のマンションを気に入った時の注意点をご紹介いたします。まだ内覧できないのにお部屋はどんどん決まっていく事が多く、「内覧せずに決めてるの?」と思われる方も多いかと思います。
建築中のマンションはいつから募集開始されるの?
一般に、新築の賃貸マンションにおいては、宅建業者は建物完成前に入居者を募集し、賃貸借契約を結んでいます。
建築中のマンションの募集開始時期はそれぞれではありますが、竣工後に募集開始するケースや、4カ月前に!募集開始するケースもありますが大抵、工事が順調に進み、引渡し日のめどが立つ1・2ヶ月前に募集開始されることが多いです。注意点として、「竣工日」と「入居開始日」は異なります。インターネット物件情報に、築年月日 2018年3月 と記載がある場合でも 実際には入居開始日は4月1日~という事がありますので注意が必要です。
できる限りトラブルを回避しよう!
≪内覧できる場合≫
①フロア平面図を確認しよう。2Fはエントランス吹き抜けなど 他フロアの号室と間取りタイプが違う場合があります。
②カラープランを確認しよう。フロアや間取りタイプ別でフローリングや建具のカラーが異なる場合がございます。
③日当たりを予測しよう。室内だけでなく、外からも実際のお部屋の場所を確認し 日当たりや防犯面もきちんと確認しましょう。
④募集図面と現地状況を比較しよう。 未完成物件の場合、ごくたまに号室表記が間違えているケースがあります。これらはお客様ではなく、仲介などの不動産会社が気付ききちんとご提案しなければならない事だと思います。トラブルをできる限り回避するにはチャックしながら内覧してみてください。
≪内覧できない場合≫
たまに 「引渡しまで内覧できません」というケースがあります。こういったケースで契約するのは勇気がいりますね。分譲のタワーマンションなどに比較的多いケースです。
①現地確認をしよう。 室内は内覧できなくでもマンションの現地を確認することで日当たりなど確認しましょう。
②類似間取りの見学をしよう。 同シリーズのマンションで類似の部屋を見学すればイメージもわきやすいですね。
③設計図面を確認しよう。 募集図面では簡易間取りが多いですので寸法など記載の設計図面であれば、扉の向きやコンセント位置などもわかります。
新築マンションの契約について注意点
① 新築マンションを建築中に申込する場合、あらかじめ決まっている入居開始予定日で確定しており、希望どおりにならない場合があります。
② 引越をしなければならない日程にたいして入居開始予定日がぎりぎりの場合は注意が必要です。工事日程がずれ込む可能性があります。
③ 契約前は内覧不可で思っていた物件も状況によって内覧会が実施される場合があります。タイミングがあれば是非内覧したい!と伝えておきましょう。
④ 申込はしたけれどなかなか契約書が発行されないと不安になることも。事前に契約の流れを確認しておきましょう。
上記のようにトラブルを事前に回避できれば、魅力的な新築マンションで新生活が可能ですね。いろいろな注意点や不安も多く決断できない方もいらっしゃいますね。その場合新築マンションは全戸満室になるまでは早くても1ヶ月ほどかかります(総戸数や時期にもよります)ので是非色々な物件を納得いくまでお探しいただければと思います。大阪市内人気シリーズの新築募集情報です。是非ご参考くださいませ。