賃貸マンションを退去する時ってお金を請求されないか心配になりますよね。
もしくは敷金が返還されるかも心配です。
お部屋をきれいに使ってさえいればその心配は軽減されます。

入居時のお部屋の状態を覚えておく

入居時の状態を覚えておくことが大事です。
最初からの傷や汚れ、設備の不具合は写真を撮る、管理会社に報告するといった対策はしておきましょう。
退去時に自分のせいにされては困りますよね。
今は管理会社の方で、入居時のチェックシートなど用意されているところも多いです。

お部屋をきれいに使うこと

お部屋は借りている物、汚したり、傷つけたりしたら弁償しなくてはいけません。
きれいに使う為には下記の事は注意しましょう。

タバコのヤニで汚れてしまった壁紙は吹いても綺麗になりません。
においも付きますし、壁紙の張り替え費用を請求されても仕方がありません。
それでも吸う方は退去時には覚悟しておいてください。

冷蔵庫の熱で壁が黒く変色することがあります。
少し離しておくことで、少し軽減されます。

冷蔵庫やベッドの重みでクッションフロアが窪んだり、フローリングが傷ついたりします。
ホームセンターなどで売っている、スポンジやゴムのシートなどを間に挟むことで軽減されます。

画鋲やねじなどで壁に穴を開けないようにしてください。
画鋲くらいだったら穴も小さいですが、穴が広がってくる可能性もございます。

湿気はカビなどの原因となります。
湿気の多い季節などは特に注意し、換気など怠らないようにしましょう。
床に水分などをこぼしたら、すぐに拭いて良く乾かしてください。

管理会社との立ち合いの日、あまりにも汚いと通常の利用を超えると判断される場合があります。
ピカピカにしないと、という訳ではございませんがある程度の清掃をしておいて下さい。
印象もかなり違ってくると思います。

借りているお部屋という意識の元で、生活すれば大切に使えるはずです。
家主さんにとっても喜ばれる事になりますし、ご自身にもメリットとなりますね。

2006年より不動産業界に携わり、2007年にレオンワークスへ入社、2009年に宅地建物取引士免許を取得、賃貸仲介・管理・仲介の実務経験を活かし、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説します。