靱公園の名前の由来は皆さんご存知でしょうか？
そもそもこの土地は、なぜ『靭』 というのでしょうか？
『靭』というのは別名『矢巣』といい矢をいれる道具だそうです。豊臣秀吉が町で、『やすいやすい』と商売人が魚を売っていたのをみて洒落で『やすとは靭(矢巣)のことだ』と言ったのが由来と言われています。
靱公園の昔
戦前はまだ「なにわ筋」が建設されておらず、現在の靱公園の東園と西園はくっついたままの細長い長方形の姿をしていました。昭和20年3月14日の空襲で一面の焼け野原と化し、終戦後は進駐軍の飛行場となっていました。昭和21年に戦災復興区画整理事業の公園と決定し、翌22年には都市計画公園として認可されます。しかし、進駐軍の飛行場だったことから、すぐには着工できませんでした。その後、昭和27年6月25日、土地の返還をうけ同年7月1日工事を着工しました。
靱公園完成
昭和30年10月21日に竣工、開園式が行われました。建設省関係者をはじめ、在阪衆・参両院議員、府、市会議員など関係者500人が出席する盛大な式典でした。式後には中学生のマスゲームやサッカー、テニスの模範試合などが行われました。
写真右側が 肥後橋駅側、写真左側が本町エリアと思われます。
靱公園の現在
昔の写真を見比べてみると東西には広がって、南北は狭くなっているような気がしますね。今では靭公園ビューのマンションは付加価値があり、高級マンションや、デザイナーズマンションに囲まれております。また平日のランチの時間にはOLさんやサラリーマンの方々がお弁当を食べたり休憩をされていらっしゃるようなアットホームな雰囲気の素敵な公園です。センターコートビューのマンションは特に人気が高いです。
ハビテ靱センターコート ＧＬＡＳＨＡＵＳ(グラスハウス)
もうひとつの人気スポット バラ園
2006年に東洋で始めて開かれた『第14回 世界バラ会議大阪大会』では、世界で最も美しいバラ園に贈られるという『優秀庭園賞』を受賞しました。世界バラ会議では 毎 回『シンボルローズ』と呼ばれる『大会のシンボルになる 新種や珍しいバラ』があります。
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