地震発生時の身の守り方
地震大国と言われる日本では、地震はいつどこで発生するか分かりません。
しかし近年では、気象庁の「緊急地震速報」などによって大きな地震が来る直前に知らせてくれます。
緊急地震速報は、地震の発生直後に震源や地震の規模(マグニチュード)を推定し、
各地における振動到達時刻や震度を予測し、できる限り早く皆様にお知らせするシステムです。
緊急地震速報は震度5以上が予想されたときに発表され、
テレビやラジオ、携帯電話、市町村の防災無線などを通じて報知されます。
しかし、緊急地震速報から強い揺れが来るまで数秒から数十秒のわずかな時間しかありません。
家具を固定するなど、日頃から家の中の安全対策はもちろんですが、必ずしも家にいるとは限りません。
地震が発生した場合は、慌てずに身を守るために速やかに行動しましょう。
家の中
座布団などクッション性のあるもので頭を保護し、机などの下に隠れましょう。
棚や照明などが倒れたり落下したりする可能性があり、怪我の恐れがあるので、
慌てて出口や階段に行かないようにしましょう。
就寝時の余震などへの対策は、倒れそうなものや落下しそうなものは事前に倒しておくなどした上で、
頭上に落下する恐れがないようにし、枕元に懐中電灯や携帯電話などを準備しておきましょう。
エレベーター
地震発生の可能性がある場合はエレベーターは使用しないのが一番ですが、
万が一エレベーターに乗っているときに地震が発生した場合は、最寄の階で停止させて
速やかにエレベーターから降りるようにしましょう。
外出中
商業施設など建物内にいる場合は、ガラス製の陳列棚の近くや吊り下がっている照明などの下から速やかに離れ、
頭を鞄などで保護し、施設の誘導係員の指示に従いましょう。
この場合も、危険なので出口や階段などに慌てて行かないようにしましょう。
街中にいる場合は、ブロック塀や自動販売機など倒れてきそうなものから速やかに離れ、
看板やガラスの破片が落下してくる恐れがあるので、建物からも速やかに離れましょう。
安否確認方法を決めておく
家族が別々の場所にいるときに地震が発生した場合、お互いの安否確認がスムーズに出来るように
普段から安否確認の方法や避難所の位置や集合場所を決めておきましょう。
携帯電話を持っていても回線が繋がりにくくなる可能性があります。
「災害用伝言ダイヤル(171)」やインターネットを利用した「災害用伝言板」などのサービスを利用しましょう。
災害用伝言ダイヤル(171)
災害が発生した時に、被災地内の電話番号に限り利用可能なサービスとして、局番なしの「171」に電話をかけると、
音声ガイダンスに従って安否などの伝言を音声で録音することができます。
被災者の家族等が全国どこからでもその伝言を再生し安否を確認できたり、被災者に対する伝言を録音したりすることができるサービスです。
一般加入電話や公衆電話、一部のIP電話から利用できます。
災害用伝言板
携帯電話のインターネットサービスを活用し、被災地域の方が自分の安否を文字情報によって登録することができるサービスです。
災害が発生した時には、携帯電話各社のポータルサイトのトップメニューに「災害用伝言板」へのリンクが表示されます。
登録された伝言は各社の携帯電話やパソコンなどで、電話番号をもとに検索することで閲覧することができます。
地震・災害に備えて準備しておくもの
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