2017.11.16賃貸マンション

おとり広告にご注意!

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年末が近くなり、お部屋探しで来店されるお客様が少しずつ増えております。

今ではPC、スマホを中心とした各種ポータルサイトでのお部屋探しが非常に便利になってきた反面、

様々な情報が溢れかえり、中には『おとり広告』なる物件も少なからず存在し、トラブルの種になっています。

契約・金銭トラブルを未然に防ぎ、安心して取引できる様に少しでも知識を持っておきましょう。

 

 

おとり

1 おとり広告とは?

おとり広告とは、正規の条件を逸脱した内容を記載した広告で、主に物件の検索サイト等に数多く存在しています。内容こそ様々あるようですが、一貫して多いのは

『築年数の割に初期費用(敷金、礼金等)、家賃が相場よりも格段に安い』

というものです。虚偽の表示をする事は宅建業法(不動産屋さんに定められている法律)に違反するので、注意が必要です。

 

詐欺

2 なんでそんな事するの?

ズバリ、来店させるため。それだけです。

不動産業界は、お客様の奪い合いです。どこの会社も差別化を図るため、色んな努力をしていらっしゃいます。

メールやライン、SNS、スマホ対応も可能な、作り込まれたホームページやCM(この時期からテレビ・ラジオで多くなりますね)、着ぐるみ(うちでやりたいと密かに思ってます)カフェのような店舗で美味しいコーヒーを楽しみながらお部屋探しができる・・・インスタ映えするかっこいいお店、キッズスペースのあるお店、色々です。社員さんが夜遅くまで、素敵なポップ(店頭広告)を作っていたり、インターネット媒体からのお客様のニーズにいかに応えるか・・・日々試行錯誤を繰り返しています。

そんな中、いかに来店してもらえるか➔おとり広告で釣る

と安易な方向へ走る会社が少なからず存在する・・・ということです。極端な言い方、来店さえしてしまえば、後はどうにでもなるだろう。そんなお店と家の契約が出来るでしょうか?見積りは本当に大丈夫でしょうか?

実際に金銭トラブルになった、不快な思いをした、遠方から来たのに無駄な時間を食った・・・色々聞きます。

 

 

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3 おとり広告の見分け方

①問い合わせした物件名を教えてくれるか

物件名を問い合わせても教えてくれない時があります。

『来店したらご案内しますよ』

『過去教えたら、見に行ってトラブルになり、それ以降大家さんより教えないように言われています』

何かとそれっぽい理由をつけて教えてくれません。みすみす教えてしまうと余所に逃げられてしまう可能性があるので教えてくれません。まずは「とりあえず来てください」と言うので

 

②現地待ち合わせできるか

これに対応できなければおとり物件の可能性があります。あくまで『来店させる』ための釣り物件であり、本来の目的は来店➔別の物件での案内するため、釣り物件に行くことが会社側にとって無駄そのものだからです。仮にその物件に行ったとしても、記載の条件で契約する事はできないでしょう。

稀に物件で待ち合わせし、空室でもない部屋の前で『え、申し込み入ったの~!?』と演技する猛者も存在します。あくまでも「とりあえず来てください」と言うのです。

 

③来店すると目の前で電話➔「えっ!?さっき申込入ったんですか!?」

来店した直後これをやると要注意。そもそもホントに案内できる部屋なら、お客様によっては現地で待ち合わせした方が効率がいいでしょう。来店があるなら、事前に空室確認を済ませて、鍵も手配しておけばいいものを、来店してから目の前でわざわざやるのは「演出」です。

来店前に「埋まったので別の物件案内します」と言ってしまえば逃げられるのがオチなので、わざわざ言わないのです。とにかく「とりあえず来てください」と言うのです。

 

4 安全な取引のために

いかがでしたか。もちろん、全ての不動産屋さんがやってる訳ではありませんが、上記のチェックに引っかかるような実態があるのも事実です。こうやって読むと、あからさまで確実に判断できそうな気がしてきますが、実際体験すると場の雰囲気やらで意外に判らなかったりもします。これって大丈夫なのかな?と思ったら一度お問合せ下さい。

お探しの物件情報がより正確に、安全に提供されます。是非活用してみてください。

 

5 まとめ

物件自体はそれぞれに良し悪しがあり、一長一短です。予算を上げれば解決するし、抑えると何かしらの要素が制約を受けるでしょう。私自身、自分の為だけに部屋を探しても結果は同じでした。ですが、できるだけ費用を押さえて、綺麗で立地の良いお部屋に住みたいのが借り手、買い手の心理です。良い物件はなるだけ高く貸したい、売りたいというのが大家さん、売主さんの心理です。ここを上手に折り合って頂くのが私共の仕事です。

レオンワークスでは、お客様の気づかない利点を「見える化」して、個々の物件をライフスタイルに合わせてゆくお手伝いをいたします。

 

 

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