家賃保証会社アルファーの審査の基準については、通常の家賃保証会社と同レベルといえるのではないでしょうか。過去の実態から見ても、極端に審査基準が厳しいということはありませんし、反対に甘すぎるという印象もないため、標準的と推測できます。アルファーはLICCという保証協会に属していることもあり、会員同士で情報を共有しています。そのため、利用者や申込者の氏名や生年月日はもとより、保証対象物件名や入金額などの詳細なデータまで確認可能です。端的に言えば、LICCの加盟店での過去の利用実績は、他の加盟店も見ることができます。きちんと返済していれば問題ありませんが、延滞や事故などの実績も丸わかりということになります。
アルファーの審査で最も大きな影響を与えるのは、やはり、申込者の過去の返済や借入の実績です。先述した通り、LICC加盟店の利用経験があれば、照会することになり、滞納や更新料の払い忘れなどが有れば審査NGになる可能性が高くなります。一方、LICC加盟店の情報が無い場合には、有職者で在籍が確認取れれば審査を通過する確率は高いといえるでしょう。保証人の確保ができれば、更に審査通過の確率は増すことになります。仕事はしているものの、保証人が確保できないケースでは勤務先の規模や業種業態によって可否が決まるケースも少なくありません。上場企業をはじめ、社会保険完備の会社に勤務していて在籍確認ができれば、審査通過はほぼ確実です。勤務先が中小零細企業で国民健康保険の場合には、保証人の確保を求められます。
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不動産ガイド:小林 茂美
流通事業部 部長 : 株式会社レオンワークス
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