独立するために実家から引越しを考えてはいるけど、“初期費用”が高くて踏み切れない・・・。
賃貸に関して、このようなお悩みをお持ちの方もきっと多いのではないでしょうか。
以前に比べると敷金や礼金などの初期費用の合計額は下がっているとは言われていますが、「できるだけ安く賃貸物件に暮らしたい!」、「できればもっと初期費用を抑えたい」というのが本音でもあります。
賃貸物件に入居する前にかかる「初期費用を抑えるための工夫はできる?できない?」と問われれば、「できる!」といった答えが正解です。
例えば、今からでもすぐにできる工夫の一つに、「敷金や礼金がない賃貸物件を探す」といったことがあります。初期費用の大半を占めている費用は、それぞれに家賃1カ月ほどの費用がかかる敷金や礼金であることから、これらを削ることで大幅に初期費用を抑えることができるというわけです。
ただし、もともと保証金という意味合いの強い敷金を初期費用として設定している場合は、この部分を削る交渉をするのは少し難しいかもしれません。
その一方で、不動産のオーナーさんや大家さんに支払うための“礼金”に関しては、敷金に比べて費用を削るための交渉がしやすいポイントでもあります。実際に、最近は“礼金0”を売りにしている賃貸物件も多くなっており、初期費用を極力抑えるためには必ずチェックしておきたいポイントです。
その他、初期費用に加えられる「仲介手数料」に関しても、費用を削るためには非常に効果的なポイントです。賃貸物件を紹介や契約の手続きなどを行う不動産に支払う費用を仲介手数料といいますが、この部分をカットするための交渉をする、仲介手数料をもともと必要としない不動産に依頼するなど、初期費用を抑えるための工夫や、できるだけ安く賃貸物件に暮らすための方法はいくつもあるといえるでしょう。