2022.09.12不動産売買 , 不動産相場トレンド

神戸三宮再整備プロジェクト

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①三宮駅新駅ビル開発について

JR西日本が進める計画で、店舗面積は約19,000平米にもなる商業施設です。神戸の産業や食文化を背景とし、現代ならではのリアルとオンラインが組み合わさった先進的な駅ビルとなっています。外観もロータリーの真上にデッキの建設や、待合空間も広々としており総じて居心地の良い空間づくりを目指すようです。そして、駅ビル内には食やアート、音楽イベントとも連動するホテルも建設予定で、客室数は250室になります。

三ノ宮

 

②三宮駅周辺開発について

・三宮クロススクエア 三宮駅前に生み出す「人と公共交通有線の空間」再整備の中心的な事業。

・新たなバスターミナル 西日本最大級となる中長距離バスターミナル

・三ノ宮駅周辺歩行者デッキ

・神戸三宮阪急ビル・サンキタエリア 最上階に展望フロアを持つ高さ120mの駅ビル。

・葺合町54号線 車から人中心に生まれ変わった道路。

・市役所本庁舎2号館 庁舎機能に加え、賑わい機能などを備えた複合施設として整備。

・中央区役所、中央区文化センター 中央区役所と勤労会館・葺合文化センター・生田文化会館の機能の一部を移転。

・東遊園地 都心の貴重な緑のオープンスペース。さらなる賑わいにむけて再整備予定。

・税関前歩道橋 港とまちと山をつなぐ「渡りたくなる歩道橋」

・ウォーターフロント 新港第1・第2の複合

・連節バス 新たな公共交通システム

・磯上公園内新体育館 勤労会館と生田文化会館を一体化

・鯉川筋 元町駅からウォーターフロントほの移動の要

・三宮プラッツ 公共空間の有効活用

・KOBEパークレット 道路の一部に設置したウッドデッキの休憩施設

・JR元町駅前まちなか拠点 JR元町駅東口の新しい待ち合わせスポット

・新神戸駅前広場 大阪万博にむけて再整備

三ノ宮

 

三宮駅周辺は神戸の都心部であるため、その活性化を目的として駅ビルを中心に再開発計画が立案されました。これまでの三宮駅周辺は、駅から街へのアクセスがスムーズとは言えない状況でした。駅内部においても6つの駅とバス停が密集しており、乗り換えのわかりづらさもありました。そして、ひとたび街へ繰り出せば国道2号線によって駅と町が南北に分断される形になっていましたが、今回の再開発計画でこの問題を解消する取り組みを行うようです。具体的には、6つの駅とバス乗り場が、まるで単体の駅と感じられる様にすること、また、駅と町の往来がしやすい様にインフラの整備などがメインとなってきます。これにより、海、山、街といった本来の神戸らしさを守りつつ、無駄のない美しい街並みを作り上げる事ができると考えられます。

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不動産ガイド:小林 茂美
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