2023.03.01お部屋探し豆知識 , 賃貸マンション

都市ガスへの変更は空室対策に効果的?賃貸物件にプロパンガスが多い理由とは

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天守閣

ガスの種類は大きく分けると都市ガスとプロパンガスの2つに分けられますが、多くの賃貸物件で使われているのがプロパンガスです。
しかし、料金が安く済む都市ガスの方が、入居者からの人気が高い傾向にあります。
今回は、プロパンガスが多い理由と都市ガス・プロパンガスの空室対策、ガス会社を変更する際の注意点をご紹介します。

都市ガスへの変更は空室対策になる?賃貸物件でプロパンガスが多い理由とは

多くの賃貸物件でプロパンガスが使われている理由のひとつとして、都市ガスを使える地域が限定的なことがあります。
そもそも都市ガスを供給するためにはガス製造所や配管などのインフラ設備の必要があり、採算が取れそうな状況でなければ投資するメリットはありません。
そのため、利用できるエリアは人口が多い地域が中心となり、地方ではほとんど供給されていません。
また、プロパンガスはオーナー・大家さんにとってメリットが多いことも理由です。
ガス設備を使うためには給湯器や調理機などの設備と配管工事が必要になり、一戸当たりの費用は十数万円にもなります。
しかし、プロパンガスであれば、数十年間ガスを利用する代わりに、これらの費用を事業者が負担してくれるので最小限のコストで済むのです。

都市ガスへの変更は空室対策につながる?

プロパンガスは月々の費用が高くなりがちなので、都市ガスを好む入居者は多いです。
出費を少しでも節約したい方にとって、プロパンガスである点は入居を悩ませる要因となるでしょう。
そこでおすすめなのが、都市ガスへの変更です。
都市ガスなら入居者へのアピールとなるため、空室対策が期待できます。
変更するためには、ガス会社の決定・工事費用の見積もり・需給契約の締結に加えて、現在のプロパンガスの解除手続きの必要があります。
注意点として、変更工事の最中はガスを使用できないため、入居者の生活に支障が出ないように日程調整を行ってください。

都市ガスに変更不要!プロパンガスのままでも空室対策は可能

賃貸物件が都市ガス供給エリア外にある場合、安く契約可能なガス会社へと変更することで、プロパンガスでも空室対策は実現できるでしょう。
ガス会社によって提供のサービスや料金は異なるため、少しでも入居者の負担が減らせる事業者を選んでください。
ただし、プロパンガス解約時には、現在の設備や配管などの買い取り費用・料金、契約によっては初期費用の清算を求められるという注意点があります。

まとめ

都市ガスに変更すると毎月の光熱費削減につながるため、物件のアピールポイントとなり、空室対策につながります。
もし、都市ガスの供給エリア外の場合には、安い料金で利用できるガス会社への変更をご検討ください。
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