「南海トラフ大地震」が近い将来起こるかもしれないと危惧されています。
※トラフ:海底の細長い凹所のうち,
※南海トラフ:東海地方から紀伊半島,四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底にある延長 700kmの溝状の地形
地球は10数枚のプレートで覆われています。日本列島に関係するプレートが以下4つになります。
・太平洋プレート ・北米プレート ・ユーラシアプレート ・フィリピン海プレート
このプレートの境界ではプレート同士の圧迫、沈み込み、摩擦や破壊が繰り返されています。これによって生じたものが大地の振動につながっていきます。日本国内で今後も地震が起こると考えられている断層(岩盤が壊れてずれている状態)が大小で2,000位あるといわれています。日本に地震が多い理由として、ここまで複雑にプレートがまじりあう国が珍しいことです。そこで今後、国内にて大地震が発生すると懸念されている1つに「南海トラフ大地震」が取り上げられています。(※上記でも記載の通り)南海トラフは東海地方から紀伊半島,四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底4,000mにある延長 700kmの溝状の地形となります。太平洋から伊豆にかかて覆う「フィリピン海プレート」が西日本を覆う「ユーラシアプレート」に潜り込んでいる「南海トラフ」では過去を振り返っても大地震が発生しています。東海地震、東南海地震、南海地震などのマグニチュード8クラスの大地震が約100年から150年周期で発生しています。そして今まさに危険といわれている理由が昭和初期1944年「昭和東南海地震M7.9」と1946年「昭和南海地震M8.0」に起きた大地震で南海トラフのひずみが解放されていないため1854年に発生した「安政地震M8.4」以降ひずみが解消されていないことになっています。そのため東海から東南海、南海エリアにかけて大地震が発生するリスクが高い原因になります。
出展: 気象庁
東海・東南海・南海地震 | ||||||
東海地震 | ←102年→ ←157年→ | ← 1854年から150年以上経過している | ||||
東南海地震 | ← 90年 | 〇〇〇〇年 | ||||
南海地震 | ← 92年 | 〇〇〇〇年 | ||||
1605年 | 1707年 | 1854年 | 1944年 | 1946年 | 〇〇〇〇年 | |
慶長地震M7.9 | 宝永地震M8.6 | 安政地震M8.4 | 昭和東南海地震M7.9 | 昭和南海地震M8.0 | 南海トラフ地震? |
内閣府が発表したM9(マグニチュード9)の設定でシュミレーションした結果、東海・近畿・四国エリアで最大震度7の揺れ、東京(伊豆・小笠原諸島)・静岡・高知で最大30mを超える津波が発生するとされました
不動産ガイド:小林 茂美
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