賃貸契約に関し、契約書をしっかりと読んでいますか?
契約時や退去時に支払う費用は分かりやすく記載があり、説明も受けると思いますが、契約違反により金銭を支払わなくてはならない場合があります。今回はそのあたりを解説していきたいと思います。
利用制限について
賃貸契約では、物件の使用方法を限定しています。
マンションでは住居として契約することが大半かと思いますが、その場合、契約書にも住居専用と記載されます。
住居以外で使用する(事務所や店舗)と契約違反となり契約解除、さらに違約金が設定されている場合は支払わなくてはなりません。
最近の契約では民泊(簡易宿泊所等)で使用すれば、即契約解除とし、違約金を家賃の数か月分支払うという特約設定されている契約も多々ございます。
ペット飼育についても、飼育可能物件も多くなっており、ペット好きにはありがたいですが、無断飼育については、やはり違約金設定されていることが多く、必ず申請が必要となっております。
違約金の金額設定は様々です。
違反するつもりの方はいないと思いますが、契約時にはしっかりと内容を確認し、理解した上で契約しましょう。
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宮島 孝治
課長 : 株式会社レオンワークス
2006年より不動産業界に携わり、2007年にレオンワークスへ入社、2009年に宅地建物取引士免許を取得、賃貸仲介・管理・仲介の実務経験を活かし、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説します。
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