2018.07.13お金に関する話 , 契約に関する話 , 賃貸マンション

賃貸物件の退去の流れ

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賃貸物件を退去したい場合、「引越しをしたいから明日から家賃払わなくて良い」というわけではありません。

退去をする際は、期限が決められている手続きや敷金の清算など様々な手続きを行わなければなりません。

賃貸物件を退去したい場合の流れをまとめてみました。

 

退去の通知

まず最初に、退去の報告を管理会社に連絡をしなければなりません。

入居の際の契約書を見て、退去通知の「時期」と「方法」について再確認しましょう。

一般的には、退去通知は「退去の一ヶ月前まで」といわれていますが、

契約によってはそれ以前に通知しなければならない場合もありますので必ず確認しましょう。

通知方法も、電話のみなのか書面が必要なのかを必ず確認しましょう。

 

引越しの日の連絡

引越しをする日が決まったら、管理会社へ必ず連絡して下さい。

管理会社と室内の傷などのチェックを行うため、退去の立会いを行うケースが一般的で、

この時にその日程を決めることが多いようです

 

退去立会いの前にしておきたいこと

退去の立会いまでにいくつかしておきたいことがあります。

 

・水道、電気、ガスの終了手続き、もしくは転居手続き

・電話や新聞などの清算

・掃除

・住民票の転居届けの提出

・郵便物の転送届の提出

 

新居に越した後だとなにかと忙しくてなかなか時間が取れない場合があります。

できる事は引越し前に済ませておきましょう。

 

退去の立会い

住んでいたお部屋を明渡す前に、管理会社と室内の傷などのチェックを行います。

このチェックを参考に、敷金清算などが行われます。

引越しの際には、立会いの前にしっかり掃除しておくのがベストです。

立会いの所要時間は30分程度みておきましょう。

 

敷金清算

契約書で定められている各種代金が敷金から差し引かれます。

一般的に、支払いは立会いのときに指定した口座番号に振込まれます。

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賃貸から賃貸へ引っ越すタイミング

退去告知が早すぎたり、新居の契約から入居までに時間がかかったりすると、

旧居と新居の家賃を二重で支払わなければならなくなる場合があります。

二重に家賃を支払うことを防ぐには、退去告知や新居の契約のタイミングが重要です。

引越しを検討しているときに契約書の賃料について記載されているところをみて、

契約終了月の家賃の清算方法が日割りが月割りなのか確認しましょう。

月割りの場合は、月初めに引越すと丸々1ヶ月分家賃を支払わなければならなくなることもあるため、

月末の引越しがおすすめです。

 

 

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