第三章 悪徳業者の見極め方
今から業界の恥ずかしい話です。大阪は10年くらい前までおとり広告だらけでした…。現在でも、もちろん存在します。「オトリ広告ってなんですか?」「なんのためにそんなことするんですか?」 「契約できもしない条件記載してどうするんですか?」このような質問もかなりありました。なんの意味があるのか…まず目的は「問合せ」であったり「来店」です。来店いただいた後にいろいろな言い訳をして他の物件を紹介するという魂胆です…。代表的なサイトもありますがここで記載すると名誉棄損などで訴えられそうなので消去法で…「ホームズ」サイトが一番「マシ」な不動産ポータルサイトです。「マシ」という記載にとげがあります。ホームズサイトにもオトリ広告は存在します。ですがホームズサイトのいいところはオトリ広告に対してお客様目線で厳しくオトリ業者にペナルティを与えてくれます。他ポータルサイトでは掲載会社がお客様と思って厳しく(掲載禁止)などしないため、いつまでもオトリがなくならないサイトになります。
オトリ広告とは…
家賃を安く掲載したり人気物件を募集中で掲載して、とりあえず来店させてから言い訳をして他の物件を勧めてくる…この手の会社はほんとに無くならないです…。「釣り広告」などとも言われます。
騙されない!オトリ広告の見極め方
・家賃相場が不自然に安く、他の業者から一切同じ情報が出ていない物件ほぼクロ説…(※好条件物件の広告が1社からしかない場合はかなりの確率で怪しんで下さい…。)
・ポータルサイトでマンション名が公開されていない+ほかの業者から同じ物件情報が公開されていない
言い訳が面白すぎる説
※こんな話が出てきたときは間違いなくオトリ広告として怪しんで下さい…。
・過去に怖い人が住んでいた話
・事故物件…とかいう話
・隣のひとが怖い話
・6か月契約でそれ以降は家賃が上がる‥‥話
・3か月しか住めない…話
・オーナーと連絡がとれないため契約出来ない…話
・個人相手に法人でしか契約できない…とかいう話
こんな不動産会社には気を付けよう
・申込時に申込金や手付金を請求してくる
・契約時に防虫施工や抗菌グッズを強制販売
・とにかく来店を促してくる
・仲介手数料を家賃の50%以上請求してくる
・グーグルの口コミがひどい
オトリ広告かなっと思っても実際はすごい物件を発見したと思って問合せしたくなる気持ちもありますよね…。そういうときはご自身で問合せするのが面倒な時は弊社スタッフに確認依頼してくださればすぐにチェック可能です。また直接掲載会社へ問合せする際は「同じ物件に住んでるけど何階の何号室ですか?」って聞いてみて下さい…。答えは「教えれません…」的な返事だとほぼオトリです…。
実は私も自宅を購入する時に「ネットでこんな物件あるはずない」と思いながら問合せ後に内覧できるとのことなので…現地へいったときに同業者相手にどんな言い訳をしてくるのかなと…少し(だいぶんでしたね…)楽しみに現地へ行くと「まだ販売中です」「じゃあ契約します」みたいな…あまり面白くない経験も思い出しました…。
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不動産ガイド:小林 茂美
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